開催日：2013年(平成25年)2月10日
会場：いずみホール

「待ちに待った演奏会」

↑クリックで画像が拡大します
2月10日のいずみホールは燃えていました。同志社グリーのOB会の合唱団体は大きく３つあります。もう60年もの長い歴史を持つクローバークラブ、そして東京を活動拠点とする東京クローバークラブ、若いメンバーを中心にした同志社グリークラブOBシンガーズ。日頃別々に活動している３団体ですが、２年に一度の東西四大学0B合唱祭以外には合同での演奏会は開かれていませんでした。この３団体によるジョイントコンサートが始めて開催されました。朝から晴れ上がった真冬の大阪でしたが、連休の中日にもかかわらず早くから座席交換の長い列が出来ていました。現役諸君の献身的なお手伝いもあって、開場からスムーズな流れでホールはたちまち満席近くに埋まっていきました。
まずは全員により、讃美歌「みゆるしあらずば」と部歌の「Hail Our Glee Club」で開幕。東京クローバークラブによる「シューベルト男声合唱曲集」から始まりました。小林指揮者の繊細な指揮とともに、華麗なシューベルトの世界が繰り広げられました。中でも小川明子先生のアルトソロは、見事という他に言葉が見つからない名演奏でした。続いてクローバークラブ（大阪）のバーバーショップハーモニー。山下指揮者とともに、舞台一杯に楽しさが満ちあふれていました。３番手は同志社グリークラブOBシンガーズ（DOBS）の佐藤賢太郎の「世界樹」若々しい張りのある歌声に魅せられました。第４ステージは、同志社グリーにとっては大切な曲を集めたステージです。「希望の島」や「おてもやん」に加え、You'll Never Walk Aloneは、やはり何度聞いても名曲です。50年もの間グリーを旅立つ諸兄に贈られた曲は、歌っている皆さんの胸にも熱いものが溢れたはずです。 今後は定期的に現役も交えてのコンサート開催が待たれます。(撮影・コメント S44年藤田和久)