<現役情報>四大学男声合唱団サマーコンサートが開催されました

開催日:2011年(平成23年)8月24日
会場:LinkIcon京都府立府民ホール ALTI



京都独特の蒸し風呂のような1日でした。その中で府民ホールアルティでは、恒例の四大学サマーコンサートは、それにも負けないぐらいに熱気で包まれていました。まずはエール交歓。LinkIcon横浜国立大学グリークラブLinkIcon北海道大学合唱団LinkIcon信州大学グリークラブ、同志社グリークラブと続きました。
ステリハ休憩中に北海道のメンバーと会話する機会があり、「ききしにまさる京都の蒸し暑さに、いささかまいっています」と言っていたのが印象に残ります。
開場1時間前から、ホール玄関前は長蛇の列が出来ていました。開場となると、たちまちホールは満杯。それでもまだまだお客様が入ってこられます。通路まで一杯。立ち見も多く見られました。

各大学の演奏は、それぞれ特色を生かした演奏です。若い人の男声合唱人口が、どんどん少なくなっている昨今、平均各校40人ほどのメンバーです。それでも各団とも精一杯の演奏に、超満員のホールから盛大な拍手が送られていました。同志社グリー現役も、「やさしい魚」全曲を見事に歌い上げました。圧巻は合同演奏。本邦初演というLinkIcon「Fragment-特攻隊戦死者の手記による-」信長貴富先生の作品でした。戦争なんて全く知らない現代の若者が、それでも詩の内容や、壮大な曲を、見事に歌い上げたのには、聞いていて(撮影していて)思わず涙がこぼれました。かく言う私も全く戦後生まれですが・・・
演奏後、急遽駆けつけてくださった信長先生から、作曲の経緯などが語られましたが、いつまでも拍手が鳴りやまず、アンコールとともに感動のステージは終了しました。(撮影・コメント S44年卒 藤田和久)







shift.jpg横浜国立大学グリークラブ shift.jpg北海道大学合唱団 shift.jpg信州大学グリークラブ shift.jpg同志社グリークラブ shift.jpg合同ステージ



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