▪︎開催日：2015年(平成27年)8月26日(水)
▪︎会場：同志社大学寒梅館 ハーディーホール

昭和４４年卒　藤田和久

　昨年は九州演奏旅行で聞くことが出来なかったサマーコンサートが、2年ぶりに寒梅館に帰ってきました。盆を過ぎて、ちょっと暑さのピークを過ぎたと思われる京都です。
午後6時開場なんですが、現地に到着したのは、午前10時。ほどなくゲネプロが始まりました。今年は立教大学のメンバーが多く来ていました。
　
　立教大学をいえば、中年以上のOBなら懐かしい響き、セントポールをすぐ思い出すことが出来ると思います。ただ、最近はグリーといえども混声合唱となっていますので、往年の男声のセントポールとはちょっと違う雰囲気がします。

　次に金城学院大学グリークラブ。これもグリークラブと名前がついていますが、こちらは女声合唱団。私は仕事柄随分多くの女声合唱団を撮影しております。しかし金城の発声は、本当に独特なもので、他に類をみません。わずか20名の合唱ですが、全館に響きわたる歌声です。極めつけは、アルト系がしっかりしていることでしょう。

　同志社グリーは新入生の初舞台だと聞いています。「初心の歌」全曲を聴くのは初めてでしたが、もう少し発声が出来てくると、ものすごい演奏が出来ると、定演に期待が持てます。嬉しかったのは、京都へは来られていませんが、大久保先生が、まだ現役で立教のボイトレをされていること。平成以前のOB諸氏ならダク先生のほおうが分かりやすいかも。確か１００周年のころ京都コンサートホールで最後の姿を拝見しました。でもお元気でなりよりです。悲しいのは、せっかく育ち始めていた女子マネがいなくなったことです。

　私は行けませんでしたがOB四連を聴きに行った現役に話を聞くと、やはり感動したとのことです。コンサートに際して、ステリハから見れて、色々話ができるのが特権だと思っています。
　
最後に久しぶりに寒梅館の1階レストランで昼食を食べました。ハンバーグ定食600円は、その金額では許せる美味しい味です。途中少し時間が出来たので、良心館など新しいところを見てきました。チャペルの西側がまともに見えるようになったり、同志社も随分風景が変わったようです。


平成27年８月26日開催サマーコンサートパンフレットはコチラ

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