〈現役情報〉三大学サマージョイントコンサートのご報告

藤田和久(S44年卒)

今年も猛暑の中、サマーコンサートが開催されました。今年のゲストは、信州大学混声合唱団と、金城学院大学グリークラブ、そしてホスト役の同志社グリークラブです。

第1ステージは、信州大学です。信州大学は久しブリの登場ですが、結構大人数で、GAMELAN や「思い出すために」などの組曲を、さわやかな混声を聴かせてくれました。

続いては金城学院大学のグリークラブ・・・といっても純粋な女声合唱団です。いつも外国曲を聴かせてくれるのですが、今年は、林光の日本叙情歌です。その独特の発声で、わすか20人の女声コーラスが、大規模なコーラスに聞こえるから不思議です。

同志社グリーは、多田武彦の往年の名曲「富士山」の演奏でした。この曲は、ご存じの通り、その雄大さから大規模なコーラス団体で歌われることが多いのですが、今回は60名ほどで、切れの良い富士山を聞かせてくれました。まだ慣れていない1回生も含まれているのですが、この演奏ぶりを聞いていると、今年のコンクールや定期演奏会が楽しみになってきました。会場からはブラボーの声も聞こえていました。

合同演奏は、みなづき みのり詞 山下祐加曲の「夢の続き」です。作曲者自らのピアノ伴奏で、壮大な曲を120人以上で歌い上げました。