〈OB会情報〉
大阪赤十字病院 スプリングコンサートに参加して

記事掲載:2017.05.14


橋本 晴海 (S49年卒)


 平成29年3月12日(日)14時より、大阪赤十字病院(大阪市天王寺区)で行われたスプリングコンサートに参加しました。大阪赤十字病院は、大阪クローバークラブ 伏村副幹長(S51卒)の地元で、普段より関わりのあるご縁でコンサート依頼のお声をかけていただきました。1万人の第九にも病院で有志を募り、参加されているとのことです。

 当病院は、大阪の医療の中心地として活動されておられますが、音楽による心のケアにも力をいれておられ、「つらい入院生活を送られている患者さんや、不安を抱えておられるご家族さんには、癒しのひと時を過ごしていただけたら」と、年に4回入院患者さんやそのご家族、ならびに来院の方々を対象とした病院内コンサートを開いておられます。冬にはクリスマスコンサートを開かれたりされています。

 演奏の場所は、病院に来られた方々の一般受付として使用されている、2階の病院の総合受付のホールで、3階まで吹き抜けでした。普段通路として人々が行き来しているスペースまで受付の椅子を後ろにずらしてステージを作り、病院の患者様・そのご家族をはじめ、約150名の方々に聞いていただきました。

 約1時間30分のコンサートは3部構成で行われ、病院の勤務医の素晴らしいブラームスのワルツ等のピアノ連弾を挟み、第1ステージは『みゆるしあらば』で始め、宗教曲3, Pie Jesu ・The Lord’s Prayer ・Ave Mariaと唱歌メドレー「ふるさとの四季」、第3ステージは、Jポップス7, 少年時代・案山子・涙そうそう・乾杯・愛燦燦・知床旅情・海その愛とアンコールで「君といつまでも」を歌い、クローバークラブとして都合1時間の演奏を行いました。

 コンサートを聴きに来られた方々の中には、我々と同世代の方々や小学生の子たちが見かけられました。唱歌メロディーやJポップスを口ずさんで体を揺らし、楽しんでおられる方々を多く見受けました。

後日、病院よりコンサートのアンケート結果をいただきました。

<アンケート結果>

  • なつかしくて、口ずさんでしまいました。

  • 気持ちが穏やかになった。

  • 指揮者の方が良かった。

  • 患者さんたちの快癒の時間となり、免疫力がアップする。

  • 老い先短い母親が、リズムに乗って首を振って聞いている姿に熱いものを感じ、また、思い出を作れてうれしく思います。音楽は良いですね。


メンバー紹介(昭和20年代から60年代卒まで参加しました。敬称略)
三列目(左より)川勝、鹿野、小室、小亀、新矢、前田、吉田、西村、柳原、大原、門田、盛田、吉田
二列目(左より)三宅、北村、鈴木、橋本、牧野、村田、川上、幸田
一列目(左より)伏村、鋒山、山下、松本

 終わってからは有志で鶴橋駅に移動し、生ビールを片手にお好み焼と焼肉で、ささやかな慰労会を開きました。機会があれば、また病院やホーム等でのコンサートを続けていきたいと考えています。

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