〈現役情報〉

グリークラブ現役の新入生勧誘用プロモーションビデオの収録が終了!
3月末にはビデオがSNSで続々と公開されます!

記事掲載日:2021.03.22

昨年春は卒業式も入学式も、入学式後のオリエンテーションも中止となりました。
前期講義もリモート中心となり、毎年のようなグリークラブ新入生勧誘活動が実施できずに、1回生団員はわずか4人となりました。
 今春の新入生が昨年と同じ数名となれば、同志社グリークラブは全学年で20人前後となります。それではクラブ継続に赤信号が灯ります。
今春の新入生は、少なくとも20人以上獲得したいところです。
今春の新入生勧誘活動の成否がグリークラブ存続の鍵を握ることになります。
交響楽団やマンドリンクラブ、軽音楽部、混声合唱団の新入団員とグリークラブが根本的に異なるのは、ほとんど楽譜も満足に読めない新入生が上級生に誘われて入団し、4年後には立派なグリーメンとして卒業すると言う「奇跡」が100年以上にわたって継続してきたことです。

近年のグリーの新入生勧誘活動は、入学式後のオリエンテーション期間中に、これは!と思う新入生を捕まえて、「履修登録指導」(どの学部は先ずどのような講義を受講すべきかを新入生に教える)と「練習見学会」(文字通り練習会場に誘って練習を見せる)に参加させ、それに加えて上級生と新入生の食事会コンパを開催して入団させる手法でした。
今春の新歓活動を成功させるために、また密にならない方法で勧誘実績をあげる戦略について、現役諸君は「魅力的なグリーライフを伝えるプロモーションビデオ」を制作し、大勢の新入生に見てもらい、グリー練習場に誘引する方法がベストだと判断したようです。

3月初旬に現役諸君から「撮影業者を紹介してほしい」とOB会に要請があり、滋賀県栗東市さきらホール運営スタッフで、どちらかと言うと演劇舞台が得意な68才ディレクターAさんに撮影編集を依頼することを急遽決定しました。
グリークラブが歌っている映像だけでは、たぶん途中で見るのを止めてしまうでしょうから、ストーリーを感じさせる映像を差し挟んで、3曲歌うビデオを3本制作することになり、併せて伊東技術顧問、小貫ヴォイストレーナー、谷本啓商学部准教授(グリーOB)にも出演いただくビデオ1本も追加制作することになりました。

3月8日に新島会館の屋内外を中心に撮影録音を実施しました。(コロナ感染防止のために、キャンパス内の撮影は、屋外も含めて大学から許可されませんでした)
午前9時から日没まで、歌い演技したグリーメンはさすがに慣れぬことで疲れた様子でしたが、ビデオ出演してくれた女子マネは元気いっぱいでした。
11日にも、ストーリーに不足する画像を追加収録することになり、この日も収録が終わったのは午後4時でした。
新歓委員長の3回生がリーダーシップを発揮して頑張り、ディレクターのAさんも全力で演技指導してくれました。カメラやマイクも当初想像していた以上に本格的な機材量で、ドローン撮影もありました。

撮影後の編集作業も引き続きAさんに精力的にやっていただけることになり、第一弾ビデオは早ければ3月25日頃には一般公開される予定です。
残るビデオも次々とSNSにアップする予定で、さらにこのグリー紹介ビデオが大勢の新入生に閲覧してもらえるようなWebの仕組みも、新しい技術やノウハウを動員して組み立てます。

これらの諸費用は、OB皆さんからご寄付いただきましたコロナ対応緊急現役支援募金から支援する予定です。
ビデオが公開されるようになれば、OB皆さんにもご紹介ご案内いたします。
是非このグリー紹介ビデオをご覧いただきますようお願いします。

OB会理事長 森島敏夫