〈OB会情報〉
2017年「30年会」開催のご報告
対象学年:S59年卒〜H2年卒(幹事学年S62年卒)

記事掲載:2018.02.02

30 年 会 開 催 報 告

高梨 純(S62年卒)

 今年の卒業30年会は、去る20171118日(土)午後、小雨がふる京都三条木屋町上がる「リバースィート京都鴨川迎賓館で執り行われました。当日は、対象の昭和59年卒~平成2年卒の7学年のメンバー51名、ご来賓としてお越し頂きました長島優子先生、現役幹部2名、卒業生の同伴の方々5名、計59名の祝宴となりました。

 丁度、今年の7学年は第1回欧州演奏旅行~第3回欧州演奏旅行を経験した7学年ということもあり、あらためて欧州演奏旅行について振り返る企画としました。故遠藤彰 同志社グリークラブ名誉顧問が、西洋音楽の源泉である欧州に、同志社グリークラブが演奏旅行を行う意義、帰国後の演奏活動のみならず、同志社の学生としても飛躍的成長を願っておられたこと等、当時の先生のコメントを振り返り、全員で再確認させて頂きました。

 113年の同志社グリークラブ歴史の中でも、このエポックメイキングなできごとについて、年代ごとに数名ずつ、現地での演奏、出会いなどのエピソードをスピーチしてもらいたくお願いしましたが、ほとんどが、現地で発生した事件、事故?(30年たったから言える話、30年たっても、やっぱり言えない話)の話題ばかり。会場は大いに盛り上がりましたが、天国の遠藤先生は、おそらく「苦笑い」なさった事だとおもいます。

 さらに「現地、振袖着付け奮闘ばなし」をご披露頂きました来賓の長島優子先生、唯一3回全ての欧州演奏旅行に指揮者として随行いただいた富岡健先生(昭和49年卒)にも、サプライズとしてビデオメッセージで参加頂き、それぞれの演奏旅行の思い出を語っていただきました。

 今回予め、出欠返信で行った「歌いたい思い出の曲人気投票」に基づき、会の進行の中で歌いました。Gloria(Josquin Des Prez) Locus IsteDas Gibt's Nur Einma 「会議 踊る」Nigra Sum、砂山、音戸の舟唄、秋の歌(月下の一群より) …。

 最後の式典では、今回30年会を卒業される昭和59年卒のご出席8名を代表して、諸江先輩にご挨拶を頂き、You'll never walk aloneを歌ってお送りしようとしたところ、ここで卒団生のみによる「もしも明日が」の演奏がありました。その年の卒団生のために、福永先生によりアレンジされた曲が、先生のアナウンスと共に演奏されました。

 そして、30年会のペナントを来年の幹事学年、昭和63年卒の梅田さんにお渡しし、全員でDoshisha College Songを声高らか歌い無事、散会しました。

 ご来場頂きましたS59年〜H02年卒先輩、後輩の皆様、ご来賓の皆様、本当にありがとうございました。また、準備を一緒にしてきたS62年卒の同期の皆さん、お疲れ様でした。
 30年経っても、全く色褪せない4年間のグリークラブでの強烈な感動、体験にあらためて、思いを馳せらせた1日でした。