〈OB会情報〉
東京クローバークラブ創立60周年記念演奏会のご報告

記事掲載:2018.12.07

東京クローバークラブ創立60周年記念演奏会を終えて


 去る11月17日(土)、紀尾井ホールにて、東京クローバークラブ(以下TCC)創立60周年記念演奏会が開催されました。1958年、東京産経ホールで第1回の演奏会を開催して以来、置かれた環境は決して順風ばかりではなかったと思いますが、ここまで歌い続けることができたことをまず感謝したいと思います。

 昨年1月のTCC年次総会で60周年記念演奏会を開催することが決まり、様々な角度から実行委員会を中心にして検討を重ねてきました。単なる懐古趣味に陥ることなく「60周年記念」と捉え、更にTCCの次の歩みにつなげる演奏会にしたい、ということをコンセプトに致しました。4ステージ構成にすること。そしてこれをそれぞれ4人の指揮者に指揮をお願いすることになりました。

 ラインベルガーの「Messe in F op.190」、多田武彦の「わがふるき日のうた」、ブラームスの「Alto-Rhapsodie」、そして60年それぞれの時代に於いて一世を風靡した名曲集(KANREKI)。4つのステージはそれぞれのカラーを醸し出し、ブラームスはオーケストラ付きとなったこと、(KANREKI)を真っ赤なセーターで祝いつつ歌ったこともまた華やかさを演出しました。

 800人のホールに約640人のお客様が足を運んでくれました。これは望外の喜び。「TCCも歳を取ったなぁ」、「出だしが揃わないし、ハーモニーがいまいち。」等々から始まって、かなり辛口の批評もありましたが、反面、「平均年齢76歳近くのメンバーで、毛色の異なるこれだけのステージをこなしたのは大したもの!」、という言葉に代表される好意的な感想もありました。 一つの大きな節目を乗り越えたTCC。今回コンセプトに掲げたように、若返りを模索しつつ次なる一歩をどのように踏み出すのか。TCCが向き合うべき大きな課題といえるでしょう。

S42年卒 池田 研一







♪♪♪ PROGRAM♪♪♪

「わがふるき日のうた」多田武彦作曲 指揮:竹内正

「ミサ曲 in F」ラインベルガ―作曲 指揮:小林香太

「アルト・ラプソディ」ブラームス作曲 指揮:小久保大輔(アルトソロ 小川明子)

「 KANREKI 」
(Music director:木下利彦 S41年卒)


〈OB会情報〉
東京クローバークラブ 60周年記念演奏会開催のご案内

記事掲載:2017.12.06
記事訂正:2018.08.20(開演時間等を訂正しました)


東京クローバークラブ60周年記念演奏会のご案内

            

東京クローバークラブ幹事長 影田武道(S41年卒)
60周年記念演奏会実行委員長 荒井 直(S43年卒)



開催日時:20181117日(土)
開場:13時00分 開演:13時30分
会場:紀尾井ホール
東京都千代田区紀尾井町6−5


♪♪♪ PROGRAM♪♪♪

「わがふるき日のうた」多田武彦作曲 指揮:竹内正

「ミサ曲 in F」ラインベルガ―作曲 指揮:小林香太

「アルト・ラプソディ」ブラームス作曲 指揮:小久保大輔(アルトソロ 小川明子)

「 KANREKI 」
(Music director:木下利彦 S41年卒)


お問い合わせ

東京クローバークラブ広報担当
池田 研一 (S42年卒)
連絡先(パソコンメールアドレス) ken-ikeda@ac.auone-net.jp

*久々の定期演奏会ですが大勢の皆様のご来場をお待ちしております*